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20世紀少年
浦沢直樹の20世紀少年読みました。YAWARA!の作者さんです。
実写映画化されることが決まってる人気漫画ですが、連載が終わってだいぶたつかな?
当時11巻までリアルタイムで読んでたのですが、その頃私の漫画読みたい意欲が薄れてた時期であったのと、この人の漫画は一気読みした方が楽しめるよな〜的なことを思って、コミックを買うのを止めたのでした。連載終了ということで予定どおり全22巻+&の続き上下巻をほぼ一気読み。
いやー、ストーリーテラーもここまでくるとなにがなんだか。引き込まれるけどやっぱりリアルタイムで読む我慢強さは私にはないかもしれん…と改めて思ってしまった(笑)
とにかく思わせぶりなのがほんっとうに上手い作者だ。
リアルタイムで読んでた当時、なんでもいいから早く“ともだち”の顔見せろ!と思ってたのを思い出します。
途中で“ともだち”の正体が出たときは、なんじゃそりゃーとなりました。いくら死んだのを確認してなくてもあの高さから落ちたら死ぬだろ!とか、え?あれ?アンタ焼死したんじゃ…。確かに焼死体は描かれてなかった気もするけど…とか突っ込みどころも含め、何がなんだかわからないところが多すぎて、もう1回読まなければとてもじゃないけど把握できねー!!
確かに一気読みということで多少雑に読んだかもしれないけど私の頭が悪すぎるのか!?そうなのか!?
最後の最後でケンヂ(主人公)が子どもの頃の“ともだち”に
「お前○○だよな?」
というセリフで本物の“ともだち”が明らかになるのですが(それでもなんとなくぼかしてる気がするのは私だけ?)、連載最終回まで読まないとわからないとは、なんという読者泣かせ!などという感想よりも、○○って誰だっけ?となった自分に呆然…。マヂで○○って誰なんだorz
そんな奴いたっけ?いたような気もするけど全く顔思い出せないんだけど…。うおおおおお。もう一度読めということか?そうなのか!?
そうですね…。

そんなこんななバカに感想とか書かれても「オイ!」となると思われますが、大まかなストーリーは把握しているということで…(弱腰)
一番すごいのはやっぱり発想だと思います。
この話を作者は本当に楽しんで書かれたのではないかなと思われる。作者さんと同じ年代の人は面白くて仕方なかったんじゃないかなーと。
昭和のにおいプンプンな主人公ケンヂの幼少時代と、現在のケンヂが大人になった時代の錯誤演出。子どもの頃と大人になった今。
きっと多くの人が、多くの部分で重ねられることが多いと思います。
特に強調されていたのは大阪万博とロック。
リアル世界では愛知万博が開催され、無事に終了にいたってる現在ですが、20世紀少年ではケンヂの子どもの頃の夢、憧れをそのまま未来にした現在なので(“ともだち”が)愛知万博など存在いたしません(笑)
エピソードを読んでると、当時の大阪万博の熱気はそんなにすごかったのかぁと思いました。その辺の空気はどうあがいても私にはわからない。リアルにその時代に存在しないとわからない、体験しないとわからないことですよね。ロックも年頃の男の子ならみんなギター持ってた、くらいのことは聞いたことあるけど、そんなに必死だったのか、夢中だったのか、などはわからないこと。
そんな感じで私自身の子ども時代とケンヂの幼少時期とは、ずれる&男の子と女の子の違いもあるので、共感できる部分がだいぶ少ないとは思いますが、それでも無邪気な子どもの可愛さとか可笑しさとか愚かしさとか残酷さとか汲み取るものは多かったです。
無邪気だった子ども時代から大人へ。夢破れてコンビに店長のケンヂ。現実は、大人になれば、世知辛い世の中。

もう一つの見所は仲間。子どもの頃からのケンヂたち仲良しグループは大人へ。みんなそれぞれ子どもの頃考えていた自分の未来、あるいは考えもしなかったけれどいつの間にか時は過ぎ、大人としての現実を歩いてるわけですが、とてもリアル。“ともだち”一派へ立ち向かうためにケンヂが昔の仲間に声をかけるも全員集まらないところなんかがリアル。
登場人物が多くて、それも私を混乱させる要因ではありましたが、でもケンヂの子ども時代の生粋の仲間にはそれぞれスポットが当てられて丁寧に描かれてて、そういうところがとても好きです。みんなあんまりかっこよくないし、いい年こいた中年オジさんオバさんが主役たちって!
でも話は一貫してケンヂ一派がずっと主役で、ヒーローもの(ヒーローものというジャンルだけではくくれないと思いますが)漫画でこの年齢の人たちが主役というのもないだろう〜、でもあるゆる意味でカッコいい。
途中でケンヂの姪にあたるカンナにバトンタッチされるのかと思いきや、そんなこともなく(もちろんカンナは重要な役柄ですが)、また“ともだち”一派の一人一人にもちゃんとスポット当てて収集させていくあたりがこの作者の力量だなと思いました。

深読みすれば色々と怖い漫画ですが、面白さとメッセージ性を融合させた作品です。

実写映画って…どうなるんだろう…
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